特殊3点リンクとは
トップリンクを短く保ち、通常よりもトラクタと作業機を近づけて装着する方式。
作業機が上昇した時にしり上がりに高く持ち上がるため、旋回時にロータリーがアゼに接触しづらい、水田から出る際にトラクタが後傾になった時にロータリーが地面に接触しづらいなどの利点があります。
水田作業の多い日本で独自に開発されたトラクタと作業機の装着方式です。
トップリンクは片側ターンバックルとなっているため作業姿勢の調整は不可能。
例えば、ブロードキャスター(肥料散布機)のように散布機の高さを一定に保つのにトップリンクの長さを変えて調整することはできません。
特殊オートヒッチ規格について
特殊3点リンクに適用したワンタッチヒッチ規格は日農工にて定めらてます。
標準オートヒッチに対して、特殊オートヒッチと呼ばれます。
トラクタメーカーによって規格が異なります。
各メーカーの主な採用方式は次の表のとおりです。
クボタ社には一部トラクタでA-1形を採用しているものもあります。