水田の除草剤 初期剤・後期剤って??使う時期はいつごろ??

2022年3月27日日曜日

農業豆知識編

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田んぼで使う除草剤には初期剤・中期剤・後期剤などの分類があります。

これはどの程度まで成長した雑草に効果があるかを示しているものです。

ここでいう成長の度合は葉齢=葉っぱが何枚ついてるかが基準となります。

参考:ノビエの葉齢の見方


初期剤

対象:雑草の芽や根
水を張った田んぼに散布することで除草剤の処理層を形成する。
その処理層に雑草の根や芽が触れることで雑草を枯らせる。
最近は田植同時に散布されることが多い。
代表的な除草剤:月光、忍、シンウチ

初中期剤

対象:雑草が3葉期まで
初期剤で処理できなかった雑草を枯らせる。
代表的な除草剤:メガゼータ、ムソウ、カウンシル

中後期剤

対象:雑草が5葉期まで
雑草だけを枯らすように作られているものが多い。
代表的な除草剤:クリンチャー、バサクラン、ゲパード




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