稲刈り前に納屋の電気関係で点検しておきたいポイントのまとめ

2022年8月12日金曜日

農業機械 農業豆知識編

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 1.三相電源の契約電力は容量足りてる?

秋の稲刈りシーズン前に電力会社で契約している三相電源。

契約電力の容量が足りないと籾が入った途端に機械が急停止することも。

契約電力の計算の仕方はコチラの記事を参照。

農業倉庫の三相200V電源の契約電力の計算の仕方

特に機械を新しくした時に良く聞くトラブルです。

2.元電源のブレーカーの容量は低すぎないか?

元電源のブレーカー容量が使用する機械搭載のブレーカー容量よりも低いと、使用中に機械が急停止することがあります。

農業倉庫で電流負荷の高い機械は籾摺機です。説明書の記載をよく読んでブレーカー容量を確認しましょう。

4インチ相当の籾摺機が動く場合は30A以上を基本としましょう。


3.電源コードの長さと太さは適切か?

電源コードの長さは10m以内で

長すぎる電源コードは電圧降下の原因となり機械の性能不良、急停止の原因となります。10m以内で収めるの基本となります。

電源コードの太さは適切なもので

機械の出力に対して細すぎる電源コードは電流負荷となり、コードの発熱、最悪の場合コードが溶けて火災の原因ともなります。目安として4インチ籾摺機は3.00m㎡以上、5インチ籾摺機の場合は3.50m㎡以上となります。



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